次はヒットラー君
ロンメルは面倒と言いましたが、アドルフ・ヒトラーが所属した部隊も面倒臭かったりします
彼が所属したのはバイエルン陸軍!
よってロンメルよりはマシです
ですが、正規連隊では無いんです
彼の所属は第16予備歩兵連隊でした
これは有事の際に編成される歩兵連隊で、ミュンヘン連隊区で開戦と同時に編成が開始された部隊です
海外書籍の参考事例が何故かバイエルン陸軍第16予備歩兵連隊だったりするんで笑えるのですが…
帽子カバー及びピッケルハウベカバーに
R16の文字が入ります
開戦期の制服はM1907制服となります
ボタンは他の軍隊と違い、ライオンマークです
その後簡易型のM1915制服が採用されています
M1915ブルーゼという野戦戦闘服がありますが、着装用としてはあまりお勧めではありません
バイエルン軍の場合、襟淵に青白チェッカーのリッツェンが付いています
制服には無いのですが、ブルーゼの方にはありますので面倒な上、これが高いんです
ホーゼです
制服及びホーぜには赤のパイピングが入ります
尚、第一次世界大戦当時は軍団で色が変わるのであって兵科色ではありません
バックルはバイエルン独自の物です
In Treue Fest『常に忠誠を』というモットーが入ってます
武装親衛隊の『死ぬまで忠誠を』はこれの亜流です
ちなみにLeibは親衛旗連隊を意味するのですが、バイエルンでは近衛部隊の事を指します
ベルトの構造は第二次世界大戦と同じです
装備は図の如く取り付けます
ちなみにヒトラーの階級はGefreiterでした
Gefreiter以上の将校未満は襟にボタンを付けました
バイエルンの場合、1915年迄は上段左から2番目のボタンで1916年以降は右下のになります
尚、Gefreiterのボタンは制服ボタンと同じですので気をつけてください
Gefreiter、現在では兵長と訳されており、または伍長勤務上等兵とも訳されます
当時の階級制度は
Füsilier, Grenadier, Jäger, Musketier, Dragoner, Husar, Kürassier, Ulan, Kanonier…陸士
Gefreiter…士長
Unteroffizier…曹候補士
Sergeant…三曹
Vizefeldwebel…二曹
Feldwebel…一曹
Offizierstellvertreter…曹長
と、なります
伍長という階級がありませんので説明が少し難しいのですが、自衛隊がこれに近いです
伍長勤務上等兵とか伍長と訳すのは間違いですので気をつけましょう
彼が所属したのはバイエルン陸軍!
よってロンメルよりはマシです
ですが、正規連隊では無いんです
彼の所属は第16予備歩兵連隊でした
これは有事の際に編成される歩兵連隊で、ミュンヘン連隊区で開戦と同時に編成が開始された部隊です
海外書籍の参考事例が何故かバイエルン陸軍第16予備歩兵連隊だったりするんで笑えるのですが…
帽子カバー及びピッケルハウベカバーに
R16の文字が入ります
開戦期の制服はM1907制服となります
ボタンは他の軍隊と違い、ライオンマークです
その後簡易型のM1915制服が採用されています
M1915ブルーゼという野戦戦闘服がありますが、着装用としてはあまりお勧めではありません
バイエルン軍の場合、襟淵に青白チェッカーのリッツェンが付いています
制服には無いのですが、ブルーゼの方にはありますので面倒な上、これが高いんです
ホーゼです
制服及びホーぜには赤のパイピングが入ります
尚、第一次世界大戦当時は軍団で色が変わるのであって兵科色ではありません
バックルはバイエルン独自の物です
In Treue Fest『常に忠誠を』というモットーが入ってます
武装親衛隊の『死ぬまで忠誠を』はこれの亜流です
ちなみにLeibは親衛旗連隊を意味するのですが、バイエルンでは近衛部隊の事を指します
ベルトの構造は第二次世界大戦と同じです
装備は図の如く取り付けます
ちなみにヒトラーの階級はGefreiterでした
Gefreiter以上の将校未満は襟にボタンを付けました
バイエルンの場合、1915年迄は上段左から2番目のボタンで1916年以降は右下のになります
尚、Gefreiterのボタンは制服ボタンと同じですので気をつけてください
Gefreiter、現在では兵長と訳されており、または伍長勤務上等兵とも訳されます
当時の階級制度は
Füsilier, Grenadier, Jäger, Musketier, Dragoner, Husar, Kürassier, Ulan, Kanonier…陸士
Gefreiter…士長
Unteroffizier…曹候補士
Sergeant…三曹
Vizefeldwebel…二曹
Feldwebel…一曹
Offizierstellvertreter…曹長
と、なります
伍長という階級がありませんので説明が少し難しいのですが、自衛隊がこれに近いです
伍長勤務上等兵とか伍長と訳すのは間違いですので気をつけましょう
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
私はプロイセンで集めていますが、質問よろしいでしょうか?
襟と袖に金、または銀のリッツェンがある野戦服がありますが、あれは何を表しているのでしょうか
小さな襟ボタンのみ…Gefreiter(士長)
袖と衿に金線…Unteroffizier(曹候補生)
袖と衿に金線+大きな襟釦…Sergeant(三曹)
将校刀緒に変更…Vizefeldwebel(二曹)
袖が二本線になる…Feldwebel(一曹)
肩章に金線…Offiziere-Stellvertreter(曹長)
という意味です
野戦服だけでなく、ヴァッフェンロック(青い制服)、フェルトロック(灰色制服)、フェルトブルーゼ(野戦服)の全てに入ります。
ありがとうございました!
ブログをお気に入り登録させていただきました、これからもよろしくお願いします<(_ _)>
セガイさんが好きな連隊が解れば、規定を調べる事は出来ます。
野戦服はM1907/10を所持しており、金か銀のトレッセを襟、袖につけたいと思います。(プロイセンは金銀どちらでしょうか…?)
また、下士官は鍔付きの制帽を着用することは出来ますか?
大変お手数ですが、ご教授お願いいたします<(_ _)>
袖はブレンデンブルク型でしょうか?(縦横型)
制帽は1908年に後方組織向けに鍔ありが制定され、1915年からは鍔あり帽に変更されました。尚、チンストラップはありません。
肩章のパイピングから連隊を決めるしかありません。
尚、名誉連隊系は花文字なんで止めた方が良いです。ヘンな規定があったりします。また、旧ハノーファー王国系も止めた方が良いです。ピッケルハウベ等にワーテルロー従軍部隊のマークが入っているのが多いんです。
金のトレッセに襟階級ボタンを付けたいと思います。型式は分かりませんが、袖は縦に三つボタンが付いています。
肩章もレプリカなのですが、35の刺繍を入れてもらいました。
肩章パイピングは赤です。
それ以外は変わった規定は一切存在しませんから楽な部隊です。
第6師団のWW1での経歴は
リージュ攻囲戦
第二次アルトワ会戦
ヴェルダン攻囲戦
ソンム会戦
第二次エーヌ会戦
18年の大攻勢
です
壊滅しては再編成を繰り返した歴戦の勇士師団です。
ちなみにですが第6師団の初代師団長はマンシュタイン将軍で、WW2のマンシュタイン元帥の祖父です。
しかしパイピングは赤なのですか…油性ペンで染め直します…orz